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2009年01月30日

防犯と色/色彩心理

昨日も民放報道番組で、夜間の照明を変える試みや事例が紹介された。
当方もこれまで、早くから着目、導入された京浜急行の駅の照明や、熊本県南部の町の事例を取り上げて紹介した。

もちろん、青と言う色は「鎮静」を促し、または「自省」を促すとも臨床データ等で伝えられる。
ただ、色は感覚。
万人に適応するとは言いがたい。

はっきりしているのは、青い夜間照明は「日没後は光がよく届き視界が広い」と言う事。
短波長の性格と、暗所(暗い中で)での青い光の見えかたの優位性が、視界を確保し、犯罪を起こしにくくしているのも一因と言えよう。
日没後の市街地にブラインドとなる暗闇を減らす効果が、青い光にはあると考えて良さそうだ。

いずれにせよ、「色で犯罪が減った」「色で自殺者が減った」と一点のみを取り上げては、地域で防犯に日々汗する方々、駅で自殺防止に腐心する方々の苦労は無かった物に聞こえる。
地域や社会の取り組み、そして技術情報の総合力で効果は上がるものだと考える。  


Posted by kazuworks at 11:55Comments(0)カラー

2009年01月29日

スポーツと色/西武ライオンズ

プロ野球、パリーグの2008年の覇者、西武ライオンズがユニフォームをリニューアル。
不況風吹きすさぶ中、リニューアルでイメージも一新、連覇を目指すらしい。

欧米ではSomething Blueとして、ポジティブなイメージのあるブルーを採用。
西鉄時代の黒+西武の青=レジェンドブルー、と言う新色の打ち出し方も実に興味深い。

おそらく、あすの朝刊スポーツ欄には写真付きで掲載かも。http://www.npb.or.jp/CGI/teamnews/view_teamnews.cgi?id=3224  


Posted by kazuworks at 00:01Comments(0)カラー

2009年01月28日

セルフプロデュースの時代

すでにアメリカの新しい大統領のオバマ氏夫妻の就任式前後の装いについては、各回からのコメントが多く寄せられている。

それぞれの見解があるので、今さら当方からコメントするまでも無いが、一つ言える事は先進国たるもの「セルフプロデュース」が確立していると言う事。
自身を演出するために、多くの時間と費用を費やすことをいとわない、それが先進国のトップといわれる所以。

世界的に景気の冷え込みが叫ばれる中、自身のイメージとコンセプトを確立する事が生き抜くための術として必要とされるであろう兆候ではなかろうか。  


Posted by kazuworks at 01:52Comments(0)カラー

2009年01月27日

PANTONEの最新情報

米PANTONEは、PANTONE/Goe(TM)の新製品Goe Bridgeのリリースとともに、デジタルデザインのソフト用にカラーデータの無償ダウンロードを開始の模様。

同データをダウンロードする事で、Adobe CS,CS2,CS3の各ソフト、QuarkXPress 7〜8にカラーパレット、またはスウォッチに最新のPANTONE/Goeの新色カラーデータが格納される。

これは一日も早いダウンロードとソフト上での新色の活用が望まれる。
http://www.pantone.com/pages/products/product.aspx?pid=793&ca=1
  
タグ :PANTONEGoe


Posted by kazuworks at 16:21Comments(0)カラー

2009年01月26日

大分でカラーアートセラピー/ワークショップ

当方のカラーのNPO、色ヒトこころ、大分エリアで来月カラーアートセラピーの公開ワークショップが実施決定致しました。
下記に担当ファシリテータ/油布さんからのアナウンスを転載致します。
ぜひ、身近な色材で可能なカラーアートセラピー、ご興味のおありのかたは体験のチャンスです。
ふるってご参加下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2009年度初開催、NPO/色ヒトこころ主催ワークショップのご案内です。

 『カラーアートセラピーで心のエステ』

パーソナルカラーの花暦では、2月は春になります。
春は、新入学、新社会人、新生活と 新しい出発や出会いの季節
カラーアートセラピーで、心に磨きをかけて、明日へのパワーにしませんか?
アートと言っても、上手下手は関係ありません。気持ちの赴くままに 色を塗ったり、素材を切ったり、貼ったりするアートです。お気軽に参加して下さい。

 
日 時 2月15日(日)13:00〜15:00
場 所 ライフパル2階会議室(大分市府内町)
定 員 15名 (要予約、先着順)
参加費 1000円(材料費込み)

◆お問い合わせ、お申込先
 イルドクルールOITA sikisai-oita@yahoo.co.jp 

  皆様のご来場、お待ちしています  


Posted by kazuworks at 10:46Comments(0)カラー

2009年01月24日

自己表現手法としてのパーソナルカラー

まだ日本にイメージコンサルティングの一つとして入って来たばかりの頃は、「人の印象は見た目80%、故にパーソナルカラーでイメージアップを…」と言う説明は多用された。
しかし、それももう20世紀の話。
今の時代、人々の関心や注目がそういう外面的なことに終始していないことは明らか。
当方のカラースクールや、カラーコンサルタント事務所でも、パーソナルカラーは外面的なトレースに終わらず、自己表現の一つとして伝えている。
究極的には、その人の内包する個性まで表現して如実に語ってくれる色を探す作業…それがパーナルカラーを診断するカラーリストの仕事だと考える。

今時、撮影した画像だけでその人の肌の色や髪の色、目の色で、マッチする色をPCソフトで診断しコスメの色まで提示してくれるソフトは既に流通している。コスメメーカーでも導入しているところも。
PC/コンピューターにできることはPCに任せれば良い。
我々生身の人間が、人間でしかできない洞察力をもって可能なコンサルティングを行えば良いと考える。

個性を語る色、それがパーソナルカラーではないだろうか。  


Posted by kazuworks at 20:57Comments(0)カラー

2009年01月23日

カラー/男性からのお問い合わせ

おかげさまで男性の方からのお問い合わせが増えつつある。
一般的にはカラー関連の世界、女性が多く、私のような男性は意外と多くない。

もちろん、色彩学の研究機関にあっては男性、女性と言う性のちがいは大きな問題ではないが、パーソナルカラー、イメージコンサルティング、カラーセラピー、カラーアートセラピーの分野では女性が大半だ。
しかし、ここに来て男性からの「仕事」「ライフワーク」としての捉え方での問い合わせは嬉しい限り。

実際、料理の世界でも高名なソムリエやシェフは往々にして男性。
男性は体調が一定なので味覚が体調で左右する事が殆ど無い。
当然、色も感覚。
視覚からの情報を脳で判断する事なので、男性が適していると私は個人的に思っている。

更なる男性からのカラー専門職志望者を望む。
  


Posted by kazuworks at 09:45Comments(0)カラー

2009年01月22日

WEBで活かすPANTONEフリーソフト

PANTONE社のフリーソフト、my PANTONEパレット1.5。
特にこれからデジタルのカラーやWEB制作に触れてみようと言う方にはとても簡易で有益なソフト。
少し前なら、10万円弱の商品を購入しないと使えなかったソフトです、昨年からフリーで配布され始めました。

カラーホイール(色相環)から任意の色を選んで、その色のRGB値を、そしてWEB上でのHTML(ハイパーテキストマークアップランゲッジ)での表記数値を表示してくれます。
ほかにも用途は色々(ベーシックなカラールールにのっとった配色提示、また画面からのカラーのサンプリング等々)。

MyPANTONEへ登録すれば、フリーで使えます。
Adobeイラストレーターのカラーツールの簡易版と考えていただければ良いと思います。

http://jp.pantone.com/pages/MYP_mypantone/mypInfo.aspx?pg=20549&ca=75  


Posted by kazuworks at 10:03Comments(0)カラー

2009年01月21日

WEBのカラーの標準としてのPANTONE

WEBの制作の現場では、既存のグラフィックデザインやDTPの環境のように、DICやTOYO、ましてやマンセルでの色の吟味は実用的ではない。

ここに来て、PANTONEの全く新しいカラーシステム/GOE Systemが色彩理論にのっとり、しかもRGBの近似値も添付されWEBでの活用がクローズアップされて来ている感がある。
米のPANTONEの研究家達が長い歳月をかけデジタル化に対応した色見本だ。

私自身もリリース以来検証を重ねるが、これまでWEB制作の現場ではこれといった色の指標が無かっただけに、実に貴重なカラー見本だ。
もちろん、無かったのには理由があり、表示環境がまちまちなRGBのモニターを対象に色見本が存在できなかったのもうなずける。ましてや、制作側でいくら色環境を整備しても閲覧者がどのような設定で閲覧するかは全く計り知れないのだから、これも微妙な問題だった。

GOE System/ゴーシステムは紙媒体に印刷されている。
おわかりのように、CMYKの領域にRGBを表現するには無理がある。
故に近似値だが、制作者はこの色をターゲットにチョイスし、あとは数値を微調整すれば良い。
これまでは色彩理論ベースの色見本さえ無かったのだから、この存在価値は高い。

全国のPANTONE 扱い専門業者で検証、入手できる。
PANTONE/GOE guideのみは、定価23,100円。



  


Posted by kazuworks at 00:15Comments(0)カラー

2009年01月19日

カラーセラピー/ワークショップ開催

昨日、鹿児島市は初めての試みのNPO色ヒトこころ主催の公開カラーアートセラピーのワークショップを、鹿児島県民交流センターにて開催。多くのカラーアートセラピーに関心を寄せる方々においでいただいた。

特別な物や器具に頼らず、身近な色の豊かな物を使ってのカラーセラピー、カラーアートセラピーはこれからさらに広く多岐にわたるステージで活用の場が広がる可能性がある。

色を使って、自身の心をほぐし、そして自身との対話を深める。
九州では、福岡、大分、そして今回の鹿児島と広がりを見せている。

鹿児島での次期開催は4月11日(土)。
また詳細のご案内はこちらのブログから♪

  


Posted by kazuworks at 22:52Comments(0)カラー

2009年01月16日

スポーツとカラー/大相撲・日馬富士

相撲のまわしには意外と外部に伝わって来ない色の制約もあるかに聞いた。
今場所から大関昇進の日馬富士。
初日から4連敗と元気が無い。
4日目から慎重の銀鼠色のような明るい色調のまわしから、どっしりした明度の低いまわしに戻して、そして5日目でやっと初日が出たようだ。
時々ある、明度の高い「軽く」見える色のまわしは、どうも総じて好成績を呼ばない傾向がある気がする。

今は親方になったが、貴乃花がしめていた綺麗な茄子紺色のまわしは重量感もあり、かつ横綱の品格があった記憶が鮮明だ。

やはり、お相撲さん。
どっしりとした重量感のある色のまわしの方が見た目にも強そうだ。  


Posted by kazuworks at 00:50Comments(0)カラー

2009年01月13日

検定/資格のCM大量放映

こう言う時代だから、検定/資格関連のCMが新年早々から大量にオンエアされている。
もちろん、その中には色彩の検定、資格も含まれる。
しかし、検定/資格を取得する事で明日から仕事に就けるわけではない。
これは医療であろうが、何の世界とて同じこと。

それが、特に色彩関連の仕事であれば尚の事。
デザイナーやクリエイター、建築家としっかり協議して、最善の色彩へ作品や製品を導いて行く。
それが色彩の専門家の仕事ではなかろうか。

  


Posted by kazuworks at 11:28Comments(0)

2009年01月12日

デッザンを学ぶ重要性



今時、クリエイティブな現場でも鉛筆片手にラフスケッチを起こすケースは激減している。
しかし、WEBであれグラッフィックであれ、3DCGであれ、イメージを形にするための最初のアプローチとしてアナログなラフスケッチと言う課程は本当は大事だ。

今回、CG/VFXという専門職を目指す生徒達に総計24時間のデッサンをレクチャーした。
当初は全くと言うほど形を把握できなかったり、輪郭や表面だけのトレースに終始していた生徒達が、中盤から一気にデッサンが変わった。
テクニックとか以前の問題で、脳が形状を把握し、「見る/観察する」ことをシビアに行えるようになったということではあるまいか。

今日日は芸大で書道を専攻する学生も一部ではデッサンに取り組んでいると聞く。
誰のためでもない、自身のためのデッサン。
これからも指導を各方面で続けたい。  


Posted by kazuworks at 11:21Comments(0)カラー

2009年01月07日

カラー/車の色を選ぶ

車の色を選ぶ時に、カタログの色見本やWEBのカラー見本で決めると痛い目にあう。
特にカタログは、紙媒体への印刷。実際の金属類への塗装とはかなりイメージが異なり、しかも色は面積の大小で印象は大きく変わり、実車が納車されてたまにトラブルをおこすこともある。

さて、この車業界不況の中、ヒットを飛ばしているTOYOTA/トヨタ IQ/アイキュー。
そのパッケージングやデザインコンセプトばかりが取り上げられ話題になっているが、その販売方法も実にアップデートされている。
その一つが「色」。

全販売店ではないが、画像のように実際の塗料を塗布したモデルを展示(手のひらに乗るサイズ!)。
実車が無くても、3D(三次元立体)で色の具合を見せる工夫は実に心憎い。
特に今回のリリースにあっては、ビビッドな色合いより、シックな色が使われ、これもまた意表をついて面白い。  


Posted by kazuworks at 14:10Comments(0)カラー

2009年01月05日

ウエッジウッドの青

アイルランドにルーツをもつ英国のウエッジウッド社の経営破綻のニュースが世界を駆け巡っている。
あの独特の青は、果たしてこれからも守り続けられるのだろうか。
もちろん、海外の陶磁器ブランドだけでなく、九州は有田、伊万里、唐津と陶磁器、陶器の産地は多いだけに対岸の火事とも思えない。

  


Posted by kazuworks at 22:57Comments(0)カラー

2009年01月04日

色を選べる豊かさ

色鉛筆にまつわる暖かい、また考えさせられる話が今朝、5日の朝日の朝刊23面に掲載されている。
確かに私の子ども時分、色鉛筆は12色あったか定かでない。
10本前後の色で描いていた記憶はある。
時おり、クラスの子が24色や、36色の色鉛筆やクレパスやクレヨンを図画工作の時間に机に広げると、ただただうらやましかったものだ。
今や、物質的にも豊かになって色は自由に多くの色から選べ、価格も企業努力でコストパーフォマンスが良くなり手頃な価格で提供されるようになっている。
衣類もそう。
ショップに行けば、あふれるような色数の服が並び、選ぶのに大変な思いをするほど。
「色を選べる豊かさと自由」をもう一度この時代しっかり享受し、心の豊かさにつなげていければ、きっと今日から一日の色は変わりそうな気がする。
暗い話題が先行する2009年。
この一年の色を塗り替えるのは自分自身の力にもかかっている。  
タグ :豊かさ


Posted by kazuworks at 12:18Comments(0)カラー

2009年01月03日

カラーで社会貢献を更に進める年

景気も後退し、人の心にも不安が去来する年となると言われています。
そう言う時にこそ、色彩で本来の人の生活の豊かさや、心地よさを多くの方々に説明して行きたいと思います。
ちょっとしたことで、色が原因でストレスの原因になっていたりすることも往々にしてある物です。
色の理由をしっかり説いて行く事ができる専門家集団である事、これが今年の目標でもあります。
今年もよろしくお願いいたします。  
タグ :カラー


Posted by kazuworks at 02:45Comments(0)カラー