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2008年03月31日

カラーガイド/色見本を活用する(3)

さて、PC/パソコンのモニター、誤解の無いように確認しておきたい事です。
買ったばかりだから、解像度が高くて綺麗なモニターだから、等々と「正しい色で表示してくれるモニター」は=(イコール)ではありません。綺麗=正しい色ではないのです。
これは出力のプリンターも同じ事が言えます。念のため補足しました。

さて、前回の続きですが、モニターごとにまちまちな色環境の上で色を選定したり、吟味してもそれはトラブルのもと。仕上がったら全く別もの…もあり得ます。
モニターも現状完璧には調整はできません。

現状、紙やコットン、またはプラスティックと現物の色見本での選定、吟味が一番間違いないと言う結論です。その上でPC上の色と併用すると言うことです。
特に海外の外注先やクライアントとやり取りする場合、PANTONEの色見本は先方も所持しているケースがほとんど(PANTONEは世界のカラーの90%ほどのシェア)ですので、「色番号」を介在して遠隔地でも双方が同じ色を見て折衝ができます。

このように、デバイス(モニター、プリンタ)に依存する色を頼りとせず、現物での色によって評価、選定、吟味をすることを是非おすすめします。

最後に、色見本の落とし穴。
悲しいかな、堅牢性は高いものの保存環境によって色見本も劣化します。
そう、蛍光灯なら紫外線、白熱灯なら赤外線が原因です。
(電車の中つり広告だって色は照明で劣化します)
もちろん、太陽光の直射は絶対当てない事です。
不変の色見本はありません、3〜5年めどに新しい物と入れ替えましょう。

以上、長々となりましたが少しはお役に立てましたでしょうか?  


Posted by kazuworks at 00:37Comments(0)カラー

2008年03月30日

カラーガイド/色見本を活用する(2)

さて、今回はPANTONEの色を使う場合の注意点ですが、結局どの色見本を扱うにも同じです。
まず、PC(パソコン)で扱う注意です。

今日日は、Adobeのイラストレーターや、Quark社のクオークエクスプレスと、代表的なグラッフィックソフトやレイアウトソフトにPANTONE、DIC、TOYO、等の色はプリセットとして格納されています。ソフトの注意書きにもあるように「実際の色とは誤差があります」とありますが、この誤差はソフトとしての責任の誤差ではなくユーザー責任の誤差なのです。

つまり、PCモニターや出力プリンターに依存して「見える」色は違います。
機器をしっかり管理して調整しておく事で、色の精度は上がります。
逆に調整してないマシンは10台あれば10台のそれぞれの見え方は変わります。
(最近のPANTONEの精度の高いソフト「GOE/ゴー」にあっては「モニターを正確にキャリブレションとっていますか?」と聞いて来るほどです。)

このことから、PCの画面の中だけで既成の各社の色のパレットから色を選び吟味する事はかなりリスクもあり、かつ正確さを欠きトラブルの原因になると言わざるを得ません。

現状、X-Rite社のi1(アイワン)シリーズ、ColorVision社のSpyder(スパイダー)と言う機器で簡易にモニターや、機器によってはプロジェクター、プリンターのキャリブレーション(調整)は可能になってきています。
最後に、目視によるモニターの調整もこれまで行われてきましたが(Adobeガンマ等)、人の色覚は視力と同様個人差がある事も付記しておきます。

では、明日以降、どうすれば誤差の少ない「色見本」での色のやり取りができるのか御知らせします。  


Posted by kazuworks at 12:31Comments(0)カラー

2008年03月29日

カラーガイド/色見本を活用する(1)

昨年のソフトバンク携帯「812SH」のPANTONEのカラーの採用で、国内でも一気に認知度が上がった感のあるPANTONE。
デザイン界ではその色再現の良さや正確さ、付加価値を訴求できる色としてスタンダードとして絶大な信頼を得ている。

もっとも、世界的には90%程のシェアを持つ事でも知られるPANTONE、日本国内でも秀でたプロジェクトで時の人となっている佐藤可士和氏の作品の数々、他にGAP、ティファニィ、資生堂、フランフラン…スターフライヤーとその具体例は枚挙にいとまが無い。
しかし、この有用な「色見本」も、活用のために注意すべき所はある。

文面も長くなるので、基本中の基本を今日明日に分けて書いてみようと思う。

※PANTONE Japanのサイトはこちらを参照
 http://www.pantone.jp  


Posted by kazuworks at 01:15Comments(0)カラー

2008年03月28日

福岡サクラ開花、そしてビール戦争

KIRINが、昨年鳴り物入りで発売のTHE GOLD。
シャンパンゴールド寄りの、品の良いゴールドをパッケージデザインに採用。
「隠し苦み味」と言う意味不明な触れ込みながら(私はキライ)、販売本数は順調に推移しているかに思えた。

ただ、大票田のコンビニで見栄えがしない。また、お洒落なために、これまたヘービーユーザーのオヤジ達に浸透したかはいささか疑問。

そこでこの春、パッケージもかなり変えてリニューアル。
中途半端なゴールドから、よりキラッとしたゴールドへ。

ただ、Asahiの似たようなゴールド採用のデザイン(クリアAsahi/
同様のゴールド+ホワイトの二色配色)とまんまとかぶった
みたい…。

あぁ、前途多難、THE GOLD。
デザインは↓
http://www.kirin.co.jp/brands/kirinthegold/index.html  


Posted by kazuworks at 00:07Comments(0)カラー

2008年03月27日

色は人と人をつなぐ潤滑油

戸田幸四郎氏が主催する戸田デザイン研究室の一連の作品中、イチ押しは
「RING CARDS しきさい」

カラフルなカードで、親子、男と女、色んなところで楽しい空気に。
色は人と人をつなぐ潤滑油。

プレゼントに良いみたい…です

  


Posted by kazuworks at 00:10Comments(0)カラー

2008年03月26日

福岡色/リサーチ不足

「福岡言うたら!」で始まるキリンビールの一番搾りCM。
地元の徳永さん、福田さんとタレントも揃え、福岡色を全面に出し明太子料理も次々に映し出すCMがもっかオンエア中。
「もったいない…」で締めくくられる同CMだが、リサーチ不足のせいか、出だしの関西弁のような「福岡言うたら」の違和感が一番もったいない。  


Posted by kazuworks at 13:24Comments(0)

2008年03月25日

福岡でいち早くパーソナルカラーを知りたい!

福岡市内各所でパーソナルカラーやカラーセラピーについて「まず知りたい!」と言う方にはおすすめの講座です。受講料もとってもリーズナブル、ご検討ください!

福岡市内および近郊/4月より開講するカルチャー講座のご案内です。

<NHK福岡文化センター(博多リバレイン11F )>★ファッション〜ライフスタイルに色を取り入れる
パーソナルカラー&イメージコーディネイト講座
〜ベストカラーを見つけよう〜

●日時/第2・4火曜昼 13:00〜15:00 4月8日〜 (4月〜6月 月2回/全6回)
●講師/中崎 留里子(イルドクルール講師、ハミングカラー主宰)
●受講料/12,600円 ※初めての方を対象にしておりますので、お気軽にご参加ください

★色による癒し〜色彩心理入門
 カラーアートセラピー講座

 色の意味をひもときながら、日々のストレスケアにも活かせる内容満載!
 子供に還った気分で、楽しみながら色彩を通して自分を見つめるレッスンです。

●日時/第2・4水曜夜 19:00〜21:00 4月9日〜 (4月〜6月 月2回/全6回)
●講師/(谷川 実由紀 イルドクルール講師)
●受講料/12,600円 ※初めての方を対象にしておりますので、お気軽にご参加ください

【お問い合わせ】
 NHK福岡文化センター/TEL.092-271-2100

<春日ふれあい文化センター>

★衣食住をカラーでハッピーに!
 カラーセラピー講座

 色、香り、フラワー、セラピーと、暮らしを豊かにしてくれるヒント満載の講座です!

●日時/第1・3火曜昼 13:30〜15:00 4月1日〜 (4月〜9月 月2回/全12回)
●講師/渡辺 綾子(イルドクルール講師、CURATIF主宰)ほか
 ※初めての方を対象にしておりますので、お気軽にご参加ください

【お問い合わせ/お申し込み】
 春日ふれあいセンター/TEL.092-501-1723


<TNC西日本文化サークル香椎>

★ファッション〜ライフスタイルに色を取り入れる
パーソナルカラー&イメージコーディネイト講座
〜ベストカラーを見つけよう〜

●講師/中崎 留里子(イルドクルール講師、ハミングカラー主宰)
※初めての方を対象にしておりますので、お気軽にご参加ください

お問い合わせ/お申し込み】
 TNC西日本文化サークル香椎/TEL.092-683-0274

最寄りのエリアで、お待ちしています!  


Posted by kazuworks at 00:53Comments(0)カラー

2008年03月24日

金色のビル、福岡天神IMSの謎

福岡の繁華街天神のIMSビル。
以前から4Fの車メーカー各社のショールームにどうやって車を入れるのか不思議だった。
搬入用のエスカレーターはとうてい車なんて入らないし…。
屋上から吊るにも、屋上なんてないし。

今日日中、たまたま隣接するビブレビルから看板80×120cmの鉄板が落下と聞き(あ〜怖!)、いつも上空を注意する私は「なんだか怖いな…」と見上げた瞬間、IMSビルのこの光景を目撃してしまった。

  


Posted by kazuworks at 00:04Comments(0)カラー

2008年03月23日

福岡、甘木の菜の花

どこの河川敷も無粋な護岸工事が施される時代。
ここ福岡の甘木あたりは結構のどかな河川の風景が残る、好きな街。
気のせいか、満開の菜の花の香りも濃厚な気がする。
はぁ、川のある街って良い。

  


Posted by kazuworks at 17:28Comments(0)カラー

2008年03月21日

福岡にも黄色いポストがあって良い

仕事上、時々色によって受けるイメージのアンケートをとる。
黄色はこのところ「希望」「喜び」「幸福」等の答えが格段増えて来た。
(流行している風水の影響か「金運」と言う答えもちらほらで苦笑い)

千葉県のある商店街に、レモンイエローのポストがあってとても好評だと聞いた。
また、付随して子ども対象の病院内にボランティア団体が黄色いミニポストを置いたところ、長期入院している子どもたちのポジティブな声が次々に投函されると言う。

郵便局も民営化に伴い、ポストの色も柔軟に対応している動きがある。
ここ福岡に黄色いポストがお目見えしても、何一つ不思議でない。

福岡で、置くならどこがまず一番ふさわしいだろう…
  


Posted by kazuworks at 23:56Comments(0)カラー

2008年03月21日

福岡天神/ベネトンのカラー

天神のベネトンのショップには、実にカラーに詳しいスタッフがおいでで足しげく通って商品のカラー動向を聞く事がある。
今年の春はさぞ鮮やかなカラーが店頭に並ぶのかと思いきや、意外とグレイッシュな色が並んでいて驚いた。明るい色調のトリコロール(三色での明快な配色)の商品より目を引く。
さし色に映えるパープルやターコイズも新鮮だ。
単に色数の豊富さで消費者に訴えるのでなく、限られた色でベネトンはしっかりとした商品の方向性を見せている。
だからベネトンは楽しい。  


Posted by kazuworks at 01:51Comments(0)カラー

2008年03月20日

PANTONEカラーの自転車

SoftBank携帯で、我が国でも一気にネームバリューがアップした米PANTONEのカラーを採用したシティサイクル。
福岡市内では数台しかもう残っていない様子(今日現在天神某ショップに3台在庫を発見)。

ネットではまだ手に入る様子。
http://www.jitensyakan.com/pantonecitybike206.html

※別にアフリエイとではないのでご安心してクリックしてください♪  


Posted by kazuworks at 01:03Comments(0)カラー

2008年03月19日

福岡西鉄/色の選択理由

福岡の西鉄バスが乗務員さんの制服をリニューアル。
「親しみを持ってもらうためにチャコールグレイをチョイス…」とのこと。
20世紀の考えなら、「うちの制服だ、どんなデザインにしようが勝手じゃないか…」という論理がまかり通っていた。

遅まきながら、必ず色の選択理由を明らかにする時代が到来した気がする。  


Posted by kazuworks at 01:22Comments(0)

2008年03月18日

福岡建築物カラーファイル/002

[カテゴリー]インテリジェント/複合賃貸ビル
福岡市中央区に竣工したこのビル。
昨日朝の地元TVでも取り上げられるほど、地域の不協和音を招いている。
結構、このビルに苦情が寄せられているらしい。
そのせいか、入居者ぼしゅうもなかなか入居は進まない様子。



地域の景観を考慮するとき、色は重要な判断材料だが、形状や素材もまた大事だ。  


Posted by kazuworks at 00:47Comments(0)カラー

2008年03月17日

桜色/福岡の街角にて

思いがけなく、街のケーキ屋さんの敷地に咲いていました。
お店の子にきくと「どこに桜とか咲いてますか?」と、情けない返答。
まぁ、梅も桜もわからないような子だったので、スルーしてケーキだけ買いました。

啓翁桜(けいおうざくら)と言って、早咲きの小振りな桜です。
詳細は↓
名前の由来啓翁桜は、昭和5年、久留米市山本の吉永啓太郎という人が中国系のミザクラを台木にし、ヒガンザクラの枝変わりとして誕生させました。名付け親は同じく久留米市の弥永太郎さんで、啓太郎の一字をとって啓翁桜と名付けました。 いきおいよく成長する啓翁桜は、枝の伸びがよく、枝を切り込んでも弱らず切枝用に適しています。花の形や咲く時期などはヒガンザクラに似ています。

  


Posted by kazuworks at 00:37Comments(0)カラー

2008年03月16日

白ツバキ+おぼろ月

先日のホワイトデー、コスメブランドのPOLAはうまいこと「美白の日、ホワイトデー」と銘打って広報に採用していました。

で、今日は「白」。
白TSUBAKIと言う、資生堂のシャンプーもありますが、おぼろ月夜の今夜、育てている白椿「初嵐/久留米つばき」が開きました。

春の夜の白い月とあいまって、奇麗だったので部屋にちょっと入れて写真に収めました。
椿は華やかな色彩の肥後椿はじめ、色々育てていますが、白い椿もまた良いもの。派手ではないですが、日本を感じさせる花の一つです。

  


Posted by kazuworks at 00:58Comments(0)カラー

2008年03月15日

福岡建築物カラーファイル/001

[カテゴリー]マンション

  


Posted by kazuworks at 11:40Comments(0)カラー

2008年03月14日

福岡の交通機関/糸島観光バス

西鉄バスデザイン変更の報以降、福岡の公共交通機関のデザインや色彩に注目している。
街を走る以上、これはもう景観のひとつ。
無関心で居られない。

さて、福岡西部のこの糸島観光バス。
主にチャーターで運行するバスだが、シルバーをベースにイエローベースとブルーベースの色が混在し、なんとも調和がとれていない。
また、バス自体がハードなデザインで、イメージするテイストもわからない。

  


Posted by kazuworks at 02:20Comments(0)カラー

2008年03月13日

福岡の企業のコーポレイトカラー

九州ナンバーワンの大きな企業、九電さんはコーポレイトカラーが的確に打ち出されている。
もちろん、それはラグビーチーム「ボルテックス(ボルト+テクノロジーの造語?)」のユニフォームにも反映されている。

しかし、福岡の大きな企業、西鉄さんの場合、それが見えてこない。
電車に赤があったり(新車両はブルーからパープル+シルバー)、バスに紅っぽい赤があったり(西鉄観光バスは別途にカラフルな色彩)、はてはタクシーの天井灯にはグリーンが配されている。また他に西鉄タクシーのオレンジも見る事がある。

何か一貫した色があっても良さそうだが…
  


Posted by kazuworks at 03:15Comments(0)カラー

2008年03月12日

郵便局のオレンジになじめない

JPと言う名称の郵便局に変わって、まずコーポレイトカラーと言うべき「朱赤」から「橙/オレンジ」に変わった郵便局のサイン一切。
しかし、親近感を出したのだろうが、どうも個人的には馴染めない。

そもそも、世界的にも色んな色で郵便局関連は彩られるが、日本の赤はそのまま英国の赤をいただいただけ(明治時代にさかのぼるのだろうか?)。
しかもその根拠は「街の景観に馴染ませるため/英国」に対して、我が国は、たぶん根拠も何も無く「郵便は赤」くらいで導入したのではと伝え聞く。当然、日本の景観に馴染むはずも無く、よく目立つポストであり、看板であった。

しかし経緯はともかく、国民に擦り込まれた「赤」を変える、そこまで大きな理由があったのかも疑問だ。  


Posted by kazuworks at 00:15Comments(0)カラー